第21章 ○○○ーを覗かれて…②
沙織の甘ったるい声は俺の中にある加虐心という火に油を注ぐようなものだ。
切なげに寄せられた眉根も紅潮する頬も全てが愛おしい。
体には玉のような汗が浮き出ており、全身で自分を感じてくれているのだと思うと、さらに己のものが硬くなっていく。
「ああっ、ん、く、あああ!せんっ、せぇ…!んん!も、イっちゃ…!」
ナカが何度もうねり、だんだんと絶頂へと近づいてきていることがわかった。
「っく…俺も、限界だ…」
ラストスパートをかけて、腰の動きを一気に速め、沙織の弱い所を集中的に攻めていく。
「はあああん!!やっ、だめぇっ…!も、イク…うっ、ん、んんんん〜〜〜!!!」
沙織は身体を弓なりにして痙攣させて、絶頂に達した。
「あ…く…」
俺も沙織の中で硬くなっているモノがぶるりと震え、ゴムの中にたっぷりと欲望が放たれた。