第15章 体育教師 冨岡義勇 錆兎
「義勇、これを口に入れとけ。騒がれると困るからな」
錆兎先生はポケットから少し大きめのハンカチを取り出して、冨岡先生に渡し、受け取った冨岡先生は私の口に無遠慮にねじ込んできた。
「んぅっ?!む、むぐ」
私は拘束のない足をバタバタと暴れさせて、錆兎先生が私のブラウスのボタンを外そうとしているのを邪魔しようとするが、相手は体育教師で大人だし、全く効き目は無かった。
ブラウスのボタンは全て外されて、ブラが露わになってしまうと、私は恥ずかしさが勝って、抵抗する気も失せてしまう。
「なんだ、お前もしおらしいとこはあるのか」
錆兎先生は鼻で私を嘲笑うと、竹刀の先っぽでグリグリと胸の先端を刺激してきた。
ピクンと身体が跳ねてしまい、感じているということがバレてしまったのではとさらに恥ずかしくなる。
「…邪魔だな」
ぼそりと小さな声で冨岡先生はそう呟くとホックを一瞬で外して、ブラを上にずらした。