第13章 ○○○ーを覗かれて…
「は〜あ…」
ー義勇が出張に3日も行くだなんて…
それは唐突に知らされた。
昨日の夜、いつも通り2人でご飯を食べていると、義勇がぽつりと呟いた。
『明日から3日…講習に行かなくてはならなくて、泊まりで出張に行ってくる』
いま思い出しても寂しい言葉だ。
同棲を初めて6ヶ月で、こんなことは初めてで私は何だかやるせない。
しかもここ最近はほぼ毎晩していたのに、3日もお預けとなると、こちらも溜まってくるものがある。
ということで…私はいま、ケータイでアダルトグッズを探していた。
サイトを開けるだけでも緊張したのに、自分が自慰するためだけのグッズを探すなんて本当に恥ずかしい。
ーでも、今は義勇もいないし…するなら今!
前から大人のオモチャと呼ばれるものには興味があって、義勇に言い出しにくいものの、ずっと思っていた。