第12章 嘴平伊之助
伊之助の男らしいゴツゴツと骨ばった手が浴衣の間から入り込んでくる。
浴衣がはだけさせられて、上半身が露出すると、一気に恥ずかしさが増してくる。
「もう止めねぇからな」
伊之助の手がやわやわと私の胸を揉んでくる。
私は恥ずかしくて、口に腕を持っていって、声を我慢し、目をつぶっていた。
「ん…やだ…恥ずかし…」
ちらりと伊之助を見てみると、ばっちり目が合ってしまった。
「顔隠すなよ、見せろ」
伊之助は私の腕を掴んで顔から引き剥がし、床の上で固定した。
そして、ブラの真ん中を持ち上げ、胸をさらけ出すと、ピンと立ち上がった頂きを指でつまんだ。
「んあっ!…待って、違うの…今のは…」
自分でも驚くくらいの甲高い声に私は咄嗟に口を手で覆った。
それを見兼ねたのか、伊之助は自分の帯を解くと、私の手首に巻き付けて、上に持っていった。
「何も違わねぇだろ?認めろ」
抵抗出来なくなり、伊之助の思うがままに先端を弄られる。
その度に下が疼いてきて、太ももを擦り寄せた。
「あ?んだよ、もう欲しいのか?」
私が太ももを擦り寄せていたのが分かったのか、太ももの間に足を割っていれてきて、膝で敏感なところを刺激してきた。
「んっ、あ、やだっ、そこ…グリグリしないでぇ…」