第9章 宇髄天元➕煉獄杏寿朗
美術室についたドアノブに手をかけた。
「失礼しま…」
そしてドアを開けると目の前には信じられない光景が映し出された。
「うむ!!こんなことになるとはな、宇髄!!」
「仕方ねぇだろ?興奮しちまったんだから」
美術室の机の上で、繰り広げられる会話。
煉獄先生が宇髄先生に押し倒されていて、手首をがっちりガードされている。
ーえ??この2人が…?
会話的にもそういうことをするときの会話にしか聞こえなくて、私は口をあんぐり開けた。
「よもや!!綾川に見られたな!」
「お?あ、本当だな」
煉獄先生と宇髄先生は私に視線を向ける。
「あ、や、あ、あの…、す、すいませぇぇぇぇぇん!!」