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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第6章 安土へ




「「「「えっ?!」」」」

突然の信長様の言葉に、その場に居た全員が声を上げた。
ただひとり信長様だけが、私を見つめ面白そうに言葉を続ける

「武田には、織田ゆかりの姫である乃々を人質として差し出した。ならばこちらが人質を要望してもよかろう。」

「それは…」

「さらに烈がお前の子孫であるなら、武田の姫として申し分ない。何か問題でもあるか?」

信長様のしたり顔に、信玄様が眉をひそめる

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