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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第6章 安土へ





「久しぶりだな、乃々。変わりないか」

威厳のある低い声。
でも乃々さんにかける言葉には、どこか優しさが滲むように感じる


「はい。信長様もお元気そうで」

斜め前に座る乃々さんが頭を上げて、柔和な声で返事を返す

乃々さんは信長様のところにいたっていうし、仲が良いんだ


「乃々、元気そうだね」

「家康も元気そうで良かった」


乃々さんに声をかける家康さん。
その眼差しは声は、私に向けた冷めたものとは対照的だった。
優しくて、暖かい眼差し。
それが何かは分からないけれど、二人の間に何かを感じた。

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