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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第15章 好きだから




その手に寄り添い、お礼をすると……家康さんの口元が微かに歪む。


「…あんた…ほん…と、馬鹿…だね……」


そう言って、微かに微笑むと家康さんは、再び瞼を閉じた。



「ーーーっ…家康さんっ……!!」



…………………

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