• テキストサイズ

貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第13章 独りよがり





そう…タイムスリップでもしない限り。


(……でも……でも……乃々さんへの想いを変えられることはできるかもしれない。)


耳飾りと一緒に繋いだ指先をそっと握りしめれば、想いは溢れでる。

(そうだ……。焼きもち妬いたからって、好きになってもらえるわけじゃないんだから。まずは、ちゃんと……謝ろう)


がばっと頭を上げると、私は思うままに部屋を出た。
少しでも躊躇えば、足が止まってしまう。
耳飾りを握りしめ、家康さんの部屋へ余計なことを考えず歩みを進める。

/ 335ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp