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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第7章 二人の距離






「送る。」

「え?そんな、大丈夫ですよ……って言っても、道は分からないので、誰か女中さんでも付けてもらえば帰れますけど。」

「いいから。」


稽古を終えて、帰ろうとしていた私は家康さんに言葉をかけられ驚いていた。
夕刻ならまだしも、昼時に送ってもらうなんて申し訳なさすぎる。
そう思って一度は断ったけど、それ以上言えばまた嫌な顔されるんだろう、と悟ると私は従うしかなかった。

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