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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜
第2章 過去へー
「はい。そうです。」
観光客かなと思いながら答える
「君は…武田さんの娘さん?」
そう聞かれて、この人が両親や兄と話していた人物だと悟った
「はい。そうです。烈と申します。」
深々とお辞儀をして、両親の客人に挨拶する
「そうか……」
その人の眼差しが懐かしむような、誰かの面影を自分に探してるように見えて不思議に思ったけど
「…?」
なぜだか嫌な気持ちにはならなかった
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