第1章 .万華鏡
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『...はぁ.......』
買い出しから帰ってきたは体が疲れていると言うより、精神的に疲れているようだった
ハルタ「相変わらずだね、いつもお疲れさま」
そんなの様子を見たハルタは
同情に近い言葉をかけた
『本当にそう思ってんなら変わってよ...』
それに「むりむり」とハルタは言う
当たり前だろう、
ララはを指名しているのだから
どんなに可愛い妹のためでも
自分の身を売ってまで 助けに行くのは辛い
敵船と殺り合うならまだしも相手はナースだ、
手を出すよりも出されるのがオチだ
『もう今日は疲れた...部屋まで連れてって』
妹のわがままにいつもなら自力で頑張んなよ、
と言ってやるところだが、
今日は仕方が無いと「ほら、おいで」背を向けて
をおぶるハルタ
ハルタ「背中で寝るのはいいけど、
部屋に着いたら一回起こすからね」
『....ぅん』
眠りに入る直前のは曖昧に返事をした
この後部屋に着いてを起こしたが
返事をするだけで半分寝ている様子なため、
しょうがなくベットまで運んであげる
そんなハルタの優しい兄の一面があったそうだ
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