第1章 .万華鏡
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3日後、次なる島に辿り着いた
はいつものように
ナースの買い出しを手伝うのが仕事になっている
仕事が終わり次第行動は自由だから
いつも買い物は早くに済ませてしまう
『あとは包帯と傷薬だけでしょララ』
ララ「そぉねぇ~確かにそのふたつだけよぉ」
相変わらずふわふわしているララ
頼れる姉さんではあるが
ひとりで買い出しに行かせるのは少し不安すぎるので
ララが買い出しの日はリゼがいつもと組ませている
ララ本人もと組みたいらしく
買い出しの日はいつもご機嫌なのだ
ララ「ちゃん、買い出し終わったらぁどこにいくのぉ?」
今後の予定はこれといって特に無かった、
だがここでないと言ってしまえば結果は分かりきっていること
だから何としてでも予定を作らなければならない
『えっと...あーあれよ!
茶葉が切れそうだから買いに行かなくちゃ!』
他にもインクや本など
ララの興味が湧かないようなものを上げていく
ララ「そぉっかぁ~
...でもちゃん?嘘はいけないよね?」
間延びしてた声ははっきりとした声に変わり
ララは黒い笑みを浮かべての肩を掴んでいた
それはもう跡が残ってしまうんじゃないか
と思うほどの力量で
『すッ...すいません』
観念して諦めたに
「よろしぃ~」と通常運転に戻ったララ
ララ「さぁて、じゃあまずはのお洋服から見てこぉねぇ」
先日敵船に着ていた服をボロボロにされたせいだ!
お前らのこと一生恨んでやる...!
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