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恋のはじめかた【名探偵コナンR18】

第10章 気分は上々……


葛藤で脳ミソが沸騰しそうな中……彼のソレは私の入口を通り過ぎ、秘芽を掠めて私の身体の前面に頭を出した。


「あぁっ……っ!」

「っ……は……、もう少し、脚……閉じて……」

「んっ……で、も……」

「大丈夫、今は挿れない……けど、このまま……一緒に気持ちよくなろうか」


覚束無い頭でなんとか状況を飲み込んだ。挿入はしないけど、このまま互いのを外で擦り合って悦くなろうってこと……?

震える脚を少し内側に寄せると、もっとハッキリと零くんのカタチを感じて……自然と腰が後ろへ反っていく。

片手では腰を掴まれ、もう片方の手は私の手に添えられて……耳の後ろから、湿った熱い吐息がかかる……

零くんが腰を前後に揺らし出した。


「あ、あぁ……あぁっ、あ!」

「こんなに、トロトロだと……入っちゃいそうだな……っ」

「んぁ……っあぁ……あ、あっ……」


お腹の奥が切なく疼く。でも彼ので弱い所を擦られる度、快感に頭の中が支配されていって……どうにかなってしまいそうだ……背中を反らせて、冷たい壁にもたれ掛かる。


「あぁっ、あ、あぁ……れ、いく……ん……」

「……っ、こっち、向いて……顔見せて」


指先を絡ませるようにして手を握られて、すぐ真横から零くんの声がして……なんとかそっちを向けばすぐさま唇が塞がれて、これじゃ息が上手く出来ない……

秘部を擦られる速度が増して、肌が激しくぶつかり合う音が絶え間なく響く。

きもちいい……でももう……ほんとにダメだ。


「あっあ、あぁ……やっ、い……きそ……っ」

「ああ、僕も……っ」

「ああぁっ、も……だ、め……っあ、あぁ……いく……あぁっ……!」

「っ、……!」


身体が大きく跳ねて、限界を迎える。目下に勢いよく吐き出される白濁に少し驚きつつ……張り詰めていた身体がみるみるふにゃふにゃになって……

次第に体勢は崩れ、身体を重ねたまま、二人してその場に膝をつく。しばらく後ろから強く抱き締められながら、大きく呼吸を繰り返した。
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