第2章 祝福
「····早くして」
「おかえりなさい」
·····チュ
ひたいにキス「友情」
パタン
「····キスされた」
私だけ·····
ーーーー·····
ガチャッ
パタン···
ててて
(天音···はどこだ?)
夜は怖い
暗闇は怖い
ててて···
はっ···はっ···
「天音···どこ」
怖いこわい
「うっ···ゲホゲホ!」
急に咳き込み崩れる。
「天音····どこ····」
ばたっ
ーーーーー·······
パチッ
「····ぅ」
「起きたか」
「·····(誰)」
「たまたま通ったからよかったが誰か探していたのか?」
「····あまね」
ふわっ
「お前も天音がいいんだな、待っていろ」