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羅生門 -幸-
第3章 はじめてのかいわ
「お前、俺と来るか?」
「····」
「今日からお前の名前は"芥川龍之介"だ」
「····」
「何で、僕には中也さんみたいに角が生えないんですか?」
「····っ」
「今日から私のお嫁さん!」
「初めまして····小吹天音です」
僕は人間
今は中也さんと同じ鬼族
太宰さんの隣にいる女は·····とても
深い海色の目をしていた
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