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【WORST】小さな恋のうた R18

第3章 医務室の中で



「そこに、座ってもらえるかな?」



黙って言われた通りベットに腰掛けた。


今日から医務室のセンコーが変わるなんて聞いた覚えがない。


その前に目の前の女は、どこから見てもオレよりも幼く見える。



黒髪のロングヘアを一つに纏め…薄い化粧に何よりも背がオレの肩よりも下で、どっから見ても中学生。




「さっき居た彼もだけど、君ってここの幹部クラスなの?」


「……はぁ?」


「だって、髪有るでしょ?」


と言いながら自分の髪を触ってオレを見ていた。



「…一応」

「一年で幹部クラスなんて凄いね。それじゃコレもその勲章なのかな?」 


そう言いながらオレの傷を手当てし始めた。





「…っ!」





一瞬、顔を歪めると「…大丈夫?」とオレの顔を覗き込んだ。







「…!!」






唇が触れるんじゃないかって位、至近距離で……







がらにもなく、顔が熱くなった。




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