【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第10章 ▼前夜▼
「……肌、白いのな。髪の色がよく映える」
髪をすくい上げ、毛先にキスをする兵長。
「……一応聞いておくが、お前経験はないな?」
「うっ……まあ、はい」
処女は面倒だと常連さんから聞いた。早いうちに捨てておいた方がいいと。
兵長にも面倒だと思われてしまうだろうか……。
「すみません、面倒ですよね…、どこか適当なタイミングで捨てていれば……」
「馬鹿かてめぇは」
そらしていた目をちらりと合わせる。
「奴に聞いたのか?ったく、別にんなことねぇからそんな顔すんな」
今度は唇へと優しいキス。
「んっ……兵長、本当にあの方のことよくご存知なんですね。やはりお知り合いなので……」
「行為中に他の男のことを考えるたぁ感心しねぇな」