【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第7章 知らない感情
「守られる、ですか。……馴染みのない言葉ですね」
「俺がじっくり教えてやるから問題ねぇよ。……その様子じゃキスだのなんだのも、経験どころか知識もなさそうだな」
「あまり子供扱いしないでください。……知識くらいは、ありますよ。例の酒場の常連さんに……」
「あーやめておけ、その知識は全て間違いだ。俺がもう一度正しく教育してやる」
「前から思ってたんですけど、兵長あの方とお知り合いなんでs………」
「うるせぇ」
「んぅっ……!?」
刹那、口が開けなくなった。
目の前には兵長の顔。
「…………」
「へ………へ、兵長!?」
「これがキスだ、今のはライトなやつな」
「は、ハードなやつもあるんですか……」
唇が離れると、ペロリと舌舐めずりをするリヴァイ兵長。
こ、これが三十路の色気……