【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第6章 心臓を蝕む
「……なんてツラしてやがる、お前」
「え、え、、、ま、待ってください……え!?い、一体いつから!!」
「知らねぇよ。俺だって最近気づいたんだ」
少なくとも私の知る限り私と兵長が出会ったのは約一月前の牢獄の中だ……、いや入団当初から存在は知っていたけども、だって人類最強だし、え、
その人類最強がこんな死にたがりに惚れた?!
え、待って待って待って!!
「思考ショートしてんぞ」
意味を理解すると、急になんだか恥ずかしくなり体温の上昇を感じた。兵長に握られた手に汗がにじむ。
「……あの、兵長」
「なんだ」
今顔を見てしまったら、動けなくなりそうだったのでうつむいて話す。
「私まだ、自分の考えとかまとまってなくて……その、矛盾だらけで……。兵長ご存知の通り、自分の肌に傷をつけるなんて暗い趣味もあったりしますし……えっと、性格も口も、悪い、です、し……」
あああ何を言ってるのかわからなくなってきたぁああ!!