【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第5章 存在価値
「左翼前方で巨人発見!!戦闘に入ります!!」
伝令とともに目に入ったのは、6メートルか8メートル級の巨人。
それらが視界に入った瞬間、まるで全身の血が沸騰するかのような感覚に襲われた。
____班長を喰ったやつも、ちょうどこのくらいの大きさだった
私は馬を乗り捨て立体起動に移った。
「おいアリス!!戦闘の指示は出してねぇぞ!!」
怒鳴る兵長、呼び止める班のみんな。そんな声は私には届かなくて、ただ感情に突き動かされるがままワイヤーを張り宙を舞った。
「兵長!前方より巨人多数!!」
「チッ……アリスのところへは俺が行く!お前らはあいつらを殺れ!」
「「「「はい!!」」」