【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第33章 ▼幸せの行く先▼
「く、くすぐったっ………い、です、」
ぴちゃり、と生暖かい舌と吐息が耳元を這う。
「……俺は、お前のことが好きだ」
「ひぅっ…………」
甘噛みされ、肩が無意識に震える。
「好きで好きで、自分がおかしくなっちまうくらい、狂おしいほどに、愛してる」
「ふっ……ぁ…………」
怪しく動く手が下腹部をなぞる。全身をぞくぞくとした感覚が巡った。
「なんで………ここまで、好きになっちまったんだろうな……」
「やっぱり、酔ってますね……兵長………」
「酔ってねぇ、俺はザルだ」
「酔っ払いはそう言うんで………やぁっ………」
胸の先端をつねられ、甘い甘い声が漏れる。自分の声じゃないみたいだ。
「誰か来たらっ………」
「こねぇよ」
「なんですその自信………」
謎の自信に説得され、食堂の床で酔った兵長にされるがまま、
「……っ……!!」
ついには秘部にまで触れられ、静かな食堂にくちゅり、といやらしい水音が響く。
「……は、嫌がってた割には、こっちは準備万端って感じだな」
女の性か、人の性か。
「ぅう………、」
羞恥と、劣情と、葛藤する欲望。