【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第27章 ▼鎖▼
アリスと身体を重ねた回数はそんなに多くはない。数えるにもきっと片手で事足りる。
「あ、……ぅっ………!!」
「(これは………たまんねぇな……)」
だから別にマンネリ化した、とかそんなのではない。
本当にアリスの身体を気遣い真面目に考えたつもりだったが、腕を縛り上げられたこいつを見下ろしたとき、なぜか俺の心のどこかに火がついた。
存外、俺はこういうのが好きなタチだったらしい。
「へ、ちょう……これ、だめです……せめて、目隠しとって……んぁっ……!」
つつっと指を下腹部の方に這わせ、下着の上からすでに湿っているソコに触れると、一段と色っぽい声を上げる。見えない事で感度が増しているのか、いつもならギリギリまで必死に声を抑えようと耐えているのに、今日はそれも間に合っていない様子だ。
「たまにはこういうのもいいだろ……なぁ、アリス」
そう言って耳を舐めてやれば、ビクンと震える身体。
「く、くすぐったい、です………」
包帯だらけの身体の患部に触れないように、そっと下着を下ろしてゆき、ズプリ、と指を一本つき立てる。
「ふっ……ぁっ………!!」
ギシッと腕を縛ったベルトが音を立てる。痛くないよう縛ったつもりだったが、あれだけ強く引けば後から少し痛むかもしれない。
事後は少し優しくしてやろう。
が、今は
「……すまねぇが、優しくしてやれるほど余裕はねぇかもな」