【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第27章 ▼鎖▼
「……きつくねぇか?結構本気で縛ったからな」
「きついです、すごく。ほんとに全く腕動かないんですけど、」
抵抗できるとかそういう次元じゃない。なんだこれ、
「生半可に縛っちまえば逆に怪我を悪化させかねねぇからな。文字通り"固定"した。まあ本気っつっても7割強くらいだし……痛くはねぇだろ?」
何この縛り方、全く動かないのにあまり痛くない。こんな縛り方可能なの?って……感動してる場合じゃない。
「……絶景だな、全く身動きができないお前を見下ろすのは……悪くねぇ」
「いい……ご趣味ですね……、どんなプレイですか……」
「プレイか……それもいいかもな」
「え、ちょ、なにをっ………!!」
「うるせぇ、俺はやるならとことんやる主義だ」
何やら布を目元に押し当てられ、何も見えなくなる。
「……は、……ほんと、悪くねぇな……」
見えない、動けない、耳元には、吐息混じりの兵長の声。
これは……
「……ひっ……」
胸部に舌が這わされる感覚、
普段の数倍、恥ずかしいし、なんだか変な感覚がする。