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【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】

第24章 片翼


「14歳の時から調査兵団にいたってことですか?でもそれって……」

「……うん、特例だったの。訓令兵になった年齢がまず特例だったからね。長めの訓練期間を経て、一年早く入団したの」

「へぇ……やっぱそれって実力あって……ってことっすか?」

「んーん、訓練兵になったのも、私が家に無理を言ったからなの。どうしても、一刻も早く調査兵団に入りたい理由があってね」

「理由ってなんですか?」

「おいコニー、失礼だぞ」

「だってよ〜」

「………」

しかし、どのくらいの距離感を保てばいいのか……、
普通に話してはいるが、この中にスパイがいるかもしれないんだよな。兵団関係の話題はできるだけ避けるようにはしてるけど……。そもそも、普通の人間関係すらままならない私にこんな高度なことできるはずが……

「アリスさん、見張り交代です」

呼びに来たシャルに救われ、私は席を立つ。
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