【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】
第15章 ▼痛み▼
両腕は既に包帯で覆われ隙間がなかったが、そんなことは関係なかった。
____ザクッ……
「っ………ぅう………ペトラ、さん、……ごめんなさいっ……」
切る
___ザクッ
「約束、守れなくてっ………」
切る
「弱くて、」
切る
「ごめんっ………なさぃ……っ………」
切る
気づけば布団の上は真っ赤で、綺麗に巻かれた包帯もバラバラと崩れていった。腕に痛みなんて感じない。
ペトラさんたちはきっと、もっと痛かった。
もっともっともっともっと、
____ザシュッ
痛かっただろう
「ぁああ゛ぁああああっ!!」
____ザクッ