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【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】

第13章 嫉妬


「アリス!!兵長から聞いたよ!!」

「なっ……何をです!?」

勢い余って椅子から立ち上がり昼食用のスプーンが落ちる。

「え……いや、誕生日会のことだけど……どうしたの?」

「ああー……いえ、なんでもないです……」

不思議そうに私の前に座るペトラさん。

「と、いうわけで来年度の兵長とアリスの誕生日会は盛大に祝わないとね!計画するの楽しみだなー!」

「いえ、そんな……盛大になんて、私にはもったいないです……」

前にもあったが、このむず痒い感覚はどう表現すべきなのだろうか。班が変わってから、いろいろと頭が心境の変化に追いついていないな……。

「それにしても〜兵長優しいよね〜、優しいし強いし、本当憧れ!」

「……まあ、そうですね」

優しいのは本当だし、強いのも本当だ。このように部下からの信頼も厚いのがその証明だろう。
……いろいろ残念だけど。
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