• テキストサイズ

【進撃の巨人】人類最強と死にたがり少女【リヴァイ】

第12章 捕獲作戦と古城


「……お城、」

大きな古城。古く綺麗とは言い難いがこれはこれで味があってなかなかにいい建物だ。
オルオさんから先ほど聞いた話によると設立当初の調査兵団の本部。今の本部とは大きな違いだが、当時はまだ金も信頼も支持もあったのだ。どれも失墜させた今の調査兵団に、これほどの本部を作る余力はもう残っていないだろう。

私は馬を小屋につないだ。

「アリス、もう目覚めた?」

「あ、はい。すみません、ご迷惑をおかけしまして」

「いいのいいの。あ、そうだ。例の如く兵長が大掃除始めたから、アリスも手伝って!」

「あー……はい、了解です……」

撤回だ。

味があっていいだと?誰だそんなことを言った野郎は、兵長のクソ掃除が始まってしまうではないか。こんな建物クソだ。

あー面倒くさい……
/ 375ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp