第5章 炎と柱と
「あいつ細えな...てかあのチビはお前の継子にすんのか?」
錦と椿が休憩で散策しに行き、
残った柱は互いに木刀で勝負していた
「椿少女は錦少女の継子にはなりたいと思っている!俺はあの二人の支えになれれば良い!」
「お前錦となんかあったのか?
なんか腹に一撃するとつらそうだったぞ」
煉獄の動きが止まった
みるみるうちに顔が赤くなっていく
何かを察した宇髄はニヤニヤが止まらない
「やましいことなど何も無い!」
顔と体が一致していない
馬鹿正直にも程がある
「あったとしても錦少女を助けただけだ!」
「なんの話しですか?」
そこには散策から戻ってきた椿と紫娜が居た
紫娜は昨夜のことを思い出したのか顔が赤くなっている
「...ほぉ」
「変な誤解しないでください!
本当に煉獄様が助けてくれただけですから!」
「また様呼びになってるぞ〜
そんなに動揺することがあったのか
へぇ〜」
さすがに切れた紫娜に勝てずコテンパンに絞められた宇髄だった