第4章 蝶と柱
蝶屋敷にて_____
昨日、炭治郎さんと禰豆子ちゃんが柱合会議に呼ばれて、鬼である禰豆子ちゃんのこれからを決めたという それでも消えないのは竈戸兄妹に対しての羨み...
私の中で紫遊佐が消えない
紫遊佐が鬼で人を殺したことが許せないという訳でもない...上手く表せない自分に腹が立つ
「 胡蝶様 お呼びでしょうか」
ニッコリスマイル怖い
てか最近出会う人の笑顔怖い
笑ってない!
あれかな 、隊律違反したことかな
「...あの、先日は継子であるカナヲ様に隊律違反で...」
「それはもういいです 柱である義勇さんもお咎めなかったですし
それより...錦紫娜さん どこで呼吸を習ったのですか?」
胡蝶様は第一印象からでもわかる
ものすごく鬼を憎んでる
刀が違っていたことから刀を変えてまで鬼を殺したいんだという印象
瞳に光がない 少し舞ちゃんに似てるかも
「夜の呼吸は錦家で代々継いでおります」
素っ気ない言い方だけど、これ以上話したらあとが面倒くさそう
「...そうですか...初めて聞いた呼吸だったので興味がありまして。あと紫娜さんは大きな外傷もないですし、機能回復訓練も1発で合格してしまったのでこれからどうしますか?」
炭治郎さんしか会えなかったから他の2人が気になる。善逸さんには謝りたいし、伊之助さんも心配っちゃあ心配だし...
それに舞ちゃんは鬼殺隊でもないのに重症で蝶屋敷にいる
「もうしばらくここにいさせてください」
そして今に至る
私悪いことしたかなぁ
面で顔を隠していっても
外さなきゃ行けないし
久々の恐怖
なんで産屋敷に呼ばれたのぉーーーーーー!!