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上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第3章 那田蜘蛛山


「坊や、お嬢さん 2人が庇っているのは鬼ですよ
危ないから離れていてください」

私も最初そうだったけどやはり鬼と一緒に行動することは受け入れ難いと思う ましてや鬼殺隊が...
でも...後ろにいる鬼を私はきっと殺せない
舞ちゃんの命を晒すような格好だけど
それでも...

「...動けるか
動けなくても根性で動け 妹を連れて逃げろ」



「富岡さん...すみません!ありがとうございます!」



私も2人のあとを追う



「炭治郎さん 今は何も考えては駄目です
肺に空気を入れて足に力を入れすぎないように」

「わかった!」

本当はもっときついはず
さっきの様子からしてきっと右腕も根性で支えている気がする 偉そうなこと言ってるけど私も余裕が無い

舞ちゃんもう少し頑張って...


後ろから気配を感じた
振り返ると真上から炭治郎さんが踏まれている

「舞ちゃん降りて!炭治郎さんこの子見ててください!」

鬼殺隊...
舞ちゃんがいなくなった背中が寒い
「禰豆子!逃げろ!紫娜!頼む!」







カキーン



禰豆子ちゃんが小さくなったのは驚いたけど、どうかそのまま逃げて...


「狼?」


刃と刃
ぶつかり合う



「鬼殺隊隊律違反は承知の上のこと!...
あなたに刃を振ることをお許しください!」



え?
ガン無視?

さすがに傷つくかなその笑顔のままは



「伝令!伝令!カァー本部ヨリ伝令アリ、炭治郎、禰豆子両名ヲ拘束 本部ヘ連レ帰ルベシ!」





もっと早く言ってくれ














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