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上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第8章 久しぶり


お風呂は湯に浸かるような形ではなく蒸し風呂で、腰をかけて蒸気で体を温める形だった


これだったら逆上せる心配はない
良かったと思いつつ自分の恥ずかしい話をまた思い出してまた顔が熱くなる


昨夜に拐われた5人を見てもなんの共通点はなかったから鬼が選んで誘拐するということはなさそう
でも人数がおかしい
一人ずつ拐われたって聞いていたのに昨日だけで5人...
鬼の様子もおかしい
ただ拐うのに焦って私が斬りかかることよりも他のことに怯えているようだった


風呂から出ると浴衣が用意されていた
本当に優しい
こんなに手厚くもてなしてくれるとは思ってなかった
そういえば名前を聞いてないし名乗ってない
やらかしちゃったな...


「お風呂頂きました」

「よかったよかった、じゃあ夕飯にしよう」






夕飯を食べ終えた時には日が沈んでいた
日が沈んだすぐに鬼が活動し始めるとは思わない
まだ余裕がある

でも
早いに越したことはない


食事を食べ終え、草履をはく
そして頭を下げた

「お二人の優しい心に感謝しています
今更ですが私は錦 紫娜と申します
ですがこの街の被害をこれ以上出さないために
「もう行くんだね」」


食事の片付けぐらい手伝えば良かったという思いが脳をかすめる
ただ二人の顔は優しかった



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