第7章 Coke+ポンパドール -Fseries-
ぐるりと体勢を入れ替えて、雅紀の上に覆いかぶさる。
素早くセーターを脱ぎ捨てて、邪魔なコットンパンツも脱ぎ去った。
「やん…」
その間雅紀はベッドに寝転がりながら、顔を手で隠して恥ずかしがってる。
自分はあんな大胆に、明るいリビングですっぽんぽんになったくせに、俺の裸を見て恥ずかしがるなんて…
かわいいじゃねえか。
でも指の間からきっかり俺の股間みてるんだがな。
「ほら…雅紀、濡らせよ」
「うん…」
その間に、俺はローションとゴムを準備して…
ベッドの上から棚に手を伸ばして棚を開けて。
中のローションとゴムの入った箱を取り出した瞬間、雅紀の力強い腕が俺をベッドに寝かせた。
「うおっ…」
ばふっとベッドに顔から埋まった。
雅紀がそのままもぞもぞと動く気配があって、俺の目の前には雅紀のじゃじゃ丸くんがいた。
「…はい?」
雅紀はそのまま俺のこと、ぱくっと口に入れた。
「うぉっと…」
急に温かい粘膜に包まれて、急激に血液が集中していく。
亀頭をベロリベロリとやられて、鳥肌が立った。
「んふふ…」
まじ、嬉しそうに笑ってんだよなあ…
遮光カーテンで薄暗い寝室には、開け放ったドアから漏れてくる光しかはいってこない。
こんな薄暗い中でも、雅紀の嬉しそうな顔ははっきり見えて…
いや、見えてるんじゃない。
知ってるから、見えてるような気になってるだけだ。
それほど、見慣れた…かわいい笑顔。