第6章 シュガー・ビート
ボトルを受けとって、蓋のビニールを外した。
キャップを開けると、手にオリーブオイルを出した。
「智くん、足…」
「え…?」
「開いて…?」
「あ…うう…」
起き上がって、智くんの足の間に座ると、本当に恥ずかしそうに足を広げた。
「もっと」
「ううう…」
そんなに恥ずかしいならと、ぱくっと元気な智くんを口に入れた。
「ひゃっ…だだだだめだってっ…」
ゆるーく舐めながら、手のひらに出したオイルを指につけて、そこに触れてみた。
「っ…う…」
びくっと体を強張らせてる。
力、入ってるな。
少しだけ口に力を入れて、じゅぶっと顔を動かしてみたら、少し力が抜けた。
「や…だぁ…もお…」
身悶えるように、智くんは枕を掴んで抱えた。
かわいすぎる。
ぬるぬるとオイルを塗り拡げるように、そこを撫でた。
ここで時間を掛けて慣らさないと、筋肉まで影響出るから、ゆっくり、ゆっくり…
指先が温かく感じるほど、そこをぬるぬると撫でる。
「あぁ…なんか…へん…」
口のなかの智くんの熱いのは、先走りが出て。
ゆるく吸い上げながら、それを味わった。
そっか。これ、智くんの味なのか。
そう思うと、変な味だけど美味しいとすら思ってしまった。
変態だ…