【BL妄想話】甘すぎて溶けちゃうあらしの日常妄想♡
第1章 地下室の帝王 (S×OANM)
⑦
《ニノside》
N「な、なめ…」
S「なに?聞こえない」
N「俺の…乳首…、舐めて…?」
俺の理性が完全に崩れた瞬間だった___
あの日、俺は初めて(男との)を翔さんに捧げ、
一晩中翔さんに溶かされた。
その次の日…目が覚めると俺の目の前は真っ暗。
手足を動かしてみると『ガシャン』と音がした。
マットの上?みたいな所に寝かされていた。
N「鎖…?」
S「あ、ニノおはよう」
N「しょ、翔さん…、俺今どうなってんの…?」
S「えっとねー、目隠しして、手足を鎖で繋がれてる」
N「肌で空気を感じるんですけど」
S「あ、あと裸。」
N「な、なんでこんなことしてるんすか?」
昨日のことを思い出すと少し恥ずかしいけど
そこはちゃんと冷静を装う。
でも無意識に身体は疼いて…
S「あ、ニノちょっと興奮してるね〜、拘束とか好きなの??なんにもできない感じが良いとか?」
そう言う翔さんの声が聞こえたと思ったら、
俺の“それ”に触れる手。
N「んぁっ…」
S「まだ媚薬きいてんの??w」
N「し、知らな…いっ」
S「じゃ、ニノも部屋に移ろっか」
N「へ、部屋…?」
S「はい、立って」
鎖がはずれる音。
腕をつかまれ、立たされる。
こんな状況で、どこに連れていかれるか分からない、
しかも目隠しをされてる。なんて怖すぎるだろ!
S「大丈夫大丈夫、こっちこっち〜」
翔さんは俺の手を握って引っ張ってくれるけど、
それでも怖いよ…
S「はい、止まって」
言われた通り止まる。
ボタンを押すような音、下に降りる感覚。
エレベーター…?
もしかして、
N「地下室…に行くの?」
S「さ、さすがにノ!初めて気づかれたよ!」
初めて…?俺が1人目じゃない…?
エレベーターのドアが開く音。また歩き出す。
20mくらい歩いたところで、翔さんが止まる。
S「ついたよー、この部屋」
『ガチャ』『ギーッ』
中に入る。
するとかすかに声が聞こえる。
?「はぁっ…んんっ…」
??「…っっ…ん…」
S「あー雅紀っ!またイってるし〜」
ま、雅紀!?
S「ニノ、ちょっと待っててね」
翔さんの走っていく足音。
ま、雅紀…もここにいるのか…!?