【BL妄想話】甘すぎて溶けちゃうあらしの日常妄想♡
第1章 地下室の帝王 (S×OANM)
⑩
《大ちゃんside》
S「よし、じゃあ新メンバーも来たことだし、もう1回ここのルール、説明しとくね」
この説明を聞くのは2回目
俺がこの部屋に来た時には相葉ちゃんはいた。
S「まず、1日に1人、俺が決めた人はこのイスに座って色んなことをされる。それでイッた回数、その日の夜俺がイかせる。あ、順番はランダムだよ。2日連続もありえるからね♪」
最初はこんなルール、おかしい。ふざけてる。そう思ってた。けど…
いつの間にか快楽を自ら求めてる自分がいた…
S「指名された人以外は、拘束を解くから自由にしてもらっていいよ。あ、でもこの建物から出ちゃダメ。あと服も着ちゃだめ。まぁ服ないから着れないけど」
俺は、自由の身になったとしても、もしかしたら…という希望を胸に抱き、イスに座ったままだ
S「ご飯ならいっぱいあるし、もちろんお風呂もある。テレビも映画館も…外に出たかったら建物の庭だけにしてね、裸見られたら困るでしょ。屋上も行っていいよ」
この建物、本当になんでも揃ってる。
服以外は。
庭はとても綺麗だったし、屋上も気持ちよかった。裸で過ごすってやったことなかったし抵抗あったけど、これだけ裸でいると普通になってきてしまっている。
S「でも、11時にはこの地下室に戻ってきてね。戻ってこなかったら…どうなるんだろーね♪」
どうなるのか…。それは俺も知らない。
S「以上だけど、なんか質問ある?」
N「……なんのためにこんなことを…」
少し長い沈黙。
S「それは……、みんな俺のものにしたいから。かな?」
その低い声に震えてしまう身体。
S「あれ、兄さん声に感じてるの?エロいなぁ〜」
O「ち、違う…これはっ、…」
S「ふーん?まぁ、いっか。あ、ちなみに今日は雅紀だったんだ。ね、雅紀?」
翔ちゃんは、若干雅紀を選びがち。
雅紀の方が喘ぐの上手いしなぁ…
寂しい、なんて思ってる自分が胸のどこかに確実にいる。
翔ちゃん、好きだ…