第3章 怪我
ドライヤーもかけてくれて傷口のガーゼも新しく交換してくれて至れり尽くせりだ。
恥ずか死したけど、リヴァイに今日だけで何回呆れられたか分からないけど。
「リヴァイ、ありがとう」
「あぁ」
またポンポンと頭を撫でられて心臓がきゅうっとする。
今日のリヴァイはさっき飲んだミルクティーみたいに甘い。
お風呂も、その、恥ずかしかったけど優しかったのだ。ずーっと。大事にしてくれていることがじわじわ伝わって来て。心臓はなりっぱなしだった。
思い出して火照る顔にどうした?なんて言いなら私を撫でていたリヴァイの手がするりと頬に下りてきて、リヴァイの優しい声と、手の温もりにもう自分が怪我をしていることを忘れて抱きついた。
「リヴァイだいすき。」
「、お前な。」
はぁ、と頭の上からため息が聞こえて少し体を離される。あ、ちょっとさみしい。
「……ぎゅってしちゃだめなの?」
「チッ」
目があったリヴァイに舌打ちされたかと思ったらぐわっと突然抱き上げられ急な浮遊感にリヴァイに慌ててしがみつく。
「抱く。」
「へ!?」
せっかく我慢しててやったのに煽ったのはお前だと言いながら寝室の扉をひらくリヴァイ。
すぐにベッドに降ろされそのまま肩を押されて組み敷かれてしまった。
「あ、の、リヴァイ?一応わたし怪我人…」
「1回で終わりにしてやるから安心しろ」
え、それ全然安心できないしリヴァイの1回の間に私が何回イかされると思ってるんだ!
という文句を言える勇気も時間もなくあっという間に口を塞がれ私の思考回路は真っ白になってしまった。
で、最中に傷口が開き、止まらないリヴァイに傷口を押さえられながら腰を振られ痛いんだが気持ちいいんだか分からなくなって泣きだした私に何故か、ほんっとーに意味不明なんだけど何故かリヴァイが興奮し、結局3回も抱かれて死ぬかと思った。
翌日は昼まで寝たおした後リヴァイにつれられて病院に行った。
あぁ、せっかくの休日だったのに。