第7章 卒業おめでとう【不死川実弥】
「…奥、好きかァ?…っ、よく締まる…!」
『ひ…っ、ぅ…あ、あ…っ好きぃッ!きもち…いいっ…のっ』
背中に腕を回され、グッと抱き起こされた。
『!!…っ、あ…実弥…さん…っ』
向かい合うような体位になり、自重で奥深くに昂りが届いてしまう。
「…動いてみるか?」
…とんでもない事言わないで…。
ふるふると首を横に振れば、頬にちゅっとキスされ、そのままの姿勢で抱き締められた。
「…そのうち、な。」
「次」を予感させる言葉に、またお腹の奥がキュッと疼いて実弥さんの昂りを締め付けてしまう。
『…がんばります。』
抱き締める腕に少し力がこめられる。
「…可愛い。紗英。」
ゆっくりと元の体勢に戻され、今度は片脚を実弥さん肩にかけられた。
その体勢のまま、膣内に押し込まれれば最初の体位よりも奥に届き、私の良いところを刺激する。
『あ、あ!…ゃ、これ…っ、きもち、良いッ…!奥…っ当た…って、ぁあッ!!』
「ああ…っ、食いちぎられそうなくらいっ…咥え込んで…!…ッ、は…、気持ちいい…っ!」
実弥さんも気持ちいいの…?…眉を寄せ、汗をかき苦しそうなのに、さっきよりも楽しそうに笑ってる…。
『いい…っ?実弥、さんっ…気持ち、良い…っ、の?ん、ぅ…っ』
空いてた手が乳房を掴み、少し乱暴に揉まれ…乳首を抓られる。
『ッ!、やあああ!!ッ、ん、ぅ…ひ…ッぁ…ぁ、あ…好きっ、もっと…!、ぁ…んんぅ、!!』
「すげー…良いっ、…ッにしても…ちょっと乱暴にされんのが好きとはなァ…っ!ここも、好きなんじゃねえの…っ?」
愛液にまみれた花芯をクニクニと強めに弄られる。桁違いの快感が襲ってきて、その瞬間…繋がったまま勢いよく潮を吹いた。
『ああああ!!!も、もぅ…ッ出ちゃうよお!!いやぁあッ!』
ぐしゅぐちゅ、と更に水音を増す結合部。突かれる度に溢れるのは潮か愛液か。どちらとも判断つかない大量の分泌物が私を、実弥さんを濡らし、頂点へと連れて行く。
「ふっ、…エロっ…ッ、悪いが…限界だッ!」
激しく突き上げられ、真っ白な世界と痺れる快感が私を包む。一瞬遅れて実弥さんの昂りが膣内でビクビクしながら吐精している。気持ち良くて…一つになれたことに安心して…。
私は意識を手放してしまった。