第1章 美術室の悪戯【宇髄天元】

そこに手が触れると下着の上からだというのに濡れているのがわかる。それが自分でもわかってしまいカッと頬が熱くなる。


「…派手に濡れてるな。まだ、ここは触ってねえってのに。なぁ、紗英…わかるか？」


下着を脱がされ、直接蜜口へ触れられると、また膣内から何か溢れ出してくるような感覚がする。

『っ…うゥ…、せんせ…やだｯぁ…』


「初めてだってのに…素質あるなあ、俺のお姫さんは…」


楽しそうに余裕たっぷりな表情でゆっくり蜜口を緩やかになぞる指。こっちも忘れてないと言わんばかりに乳房も揉まれ、時折頂を甘噛みされる。



身体の奥が痛いほどに疼く。初めてだけど本能でわかる。

もっと奥に、奥に先生が欲しいって。



『せんせ…っ、もぅ…ちゃんと…ｯ！』

触ってほしい。核心に触れない緩い刺激がもどかしさを募らせる。


「…どうした？言ってみな」


皆、こんな恥ずかしい事言いながらエッチするのかな…

私、こんな…エッチな子だったっけ…


『…触って、ください…もっと、奥まで…っ！』



恥ずかしくて目をキュッと瞑りながら訴えた言葉だったが、直後迫り来る快感に目を見開き思わず息をのんだ。


じゅぷっ…ッ


『ーーっ！！あぁッ…は…ぅッ』


艶かしい水音を立てながら私の中に入ってきた先生の指。初めて開かれるその場所は入ってくるものを押し返そうとしているのか、逃すまいとしているのかキツく、キツく締め付ける。


「…すげー締め付け…これが欲しかったか？…ほら…ちょっと動かしただけでお前の愛液めちゃくちゃ溢れてくるぞ」


初めてだから気を使ってくれているのだろう。ゆっくりと、そこを押し開くように解すように掻き混ぜられる。

１本から２本へ増やされる指、その度にジュプ…クチュ…と粘液が溢れる水音が響き、狭い部屋の中に音が反響している。


『あッ…！！ん＂ん…ぅ、せんせ…ェ、ほし、かったの…っ！…ｧ…もっと…っ…してぇ……っ』



「ーー！！…アホ…煽ってんじゃねえよ…」



そこを掻き混ぜる速度は加速し、花芯を弄られた身体はビクッと跳ね上がりこれまで与えられた快感とは桁違いの甘い痺れが身体に広がってゆく。