第11章 櫛を贈らせて【竈門炭治郎】

くちゅ、くちゅ…と互いの唇を深く重ね合う度に水音が漏れる。


『っ、んん…ぅ…は…、ぁ…ッ』


久しぶりに聴く、紗英さんの艶めかしい声がじわじわと俺の熱を中心に集めていく。



「…っ、…抱きたい。…紗英…。」


少女のように顔を赤らめ、少し目線を逸らして控えめに首を縦に振ってくれる。


大人の女性だな…と思っていたら、こんな風に初心な反応を返してくれる。…翻弄されっぱなしだ。


『…いっぱい…して…？』


潤んだ瞳で言うなんて反則じゃないか？


「…そうだな。…久しぶりだから、いっぱい可愛がってあげなきゃね。」


そう言うと、紗英さんの身体が微かに震えた。…でもその瞳は…これからの情事に期待する…『女』の瞳だった。





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『あ、ぁ…ッ！いや…っ、そんなとこ…舐めちゃ…ッ！』


紗英さんの脚を大きく開かせて、蜜口に舌を這わす。

ゆっくり其処を音を立てながら舐め上げ、時々花芯を強く吸えば大きく喘いで、俺の頭を掴む。

それは、離そうとしているのか…もっと…の合図なのか。

恐らく、いや間違いなく前者だろうけども、都合良く後者として受け取り、ぷくりと赤く立ち上がる花芯を責め続けた。



『やぁッ！！、いや…っ、あああッ、だめぇ…っ炭治郎…くん…っ』


「…嫌ですか？…どんどん溢れてきますよ？…舐めても、舐めても…キリがないなあ。」


ちゅう…っと花芯を吸えば、ひくひくと口をあける蜜壺。いやらしい涎を布団が濡れるほど垂らして…まだか、まだかと其処は言っているようだ。


「…栓、しましょうか？」

『ふ…、ッ…え…？…ぁ…！！！』


花芯を舌で転がしながら、指を３本一気に挿れる。


『ひゃぁああ！！！…ッ、ああっ…イ…いっちゃ…ッ…！』


ぎゅうぅっと締め付ける膣内。上の少し膨らんだ所をトントンしてみると、紗英さんの声色が明らかに変わった。


『！！ひ…ッ、いやぁあ！！、出ちゃうっ！お願い…ッ、離れてぇ、あ…ッああ…っ！！』


一瞬キュッと締め付け、緩んだ瞬間…パシャっと、紗英さんの蜜壺から大量の潮が溢れ出てきた。