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Amor vincit omnia__愛の勝利

第63章 SS(色々)



黒尾鉄朗(ハイキュー)※R18のため2ページ※
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最近めっきり寒くなってきて近くにいる彼女を見ると、首元に巻いたマフラーに顔を埋めていた。少し見える鼻先はほんのり赤くて。


「寒くなったなー」

「ほんと寒すぎる…」

「…お嬢さん、可愛すぎやしませんかね」

「…え?」

「鼻先赤いけど」

「…照れるからそんなこと言わないでよ」


耳まで赤く染めてぶつぶつと何かを言いながらも少し垂れ下がった目尻に愛しさが増す。



「はやく着替えて帰ろうよ」

「頼華、」

「クロ?なに?」


おいでと手招きすれば未だにジャージを着たままベンチに座る俺の目の前に彼女はやってきた。手の届く範囲に来た頼華の手を引っ張って俺の膝の上に乗せた。



「ちょっと、ここ部室…っ!」


マフラーに埋もれた彼女の頬に手をやれば、反射的に見えた唇に口付けを落とした。



「頼華が可愛すぎるから無理」

「ま、って…く、ろ…」


数回触れるだけの口付けを落として、彼女と目が合うと同時に深い口付けを落とす。ぴくりと震えた彼女は俺にしがみつきながらも抵抗はなかった。


「…あー、可愛い」

「…もう、ここ、部室なのに…」

「誰もいないよ?俺と頼華しかいない」


制服に手を入れれば外気に触れたせいもあってか、一際びくんと跳ねた彼女の反応が可愛い。


「人来るかもしんねーから、声我慢できるな?」



よしよしと頭を撫でてそう言えば、小さくこくんと頷いた彼女。直にふにふにと柔らかいそれに触れて主張した頂を指で弾いたり摘んだり。

必死に声を我慢しようと片方の手で自分の口を塞いでいる頼華の姿に、自身がとてつもなく興奮しているのが分かった。
ふと、頼華の足がもぞもぞと動いているのがわかった。


「…触って欲しい?」


自分でも意地悪だなとは思いつつ、彼女の口からの言葉が聞きたくてつい耳元でそう言ってしまう。


「…さ、わって、くろ」

「ん、よく出来ました」




ご褒美、と俺はスカートの中に手を入れて下着をずらしてすぐに指を挿れれば、つぷりと俺の指を2本意図も簡単に呑み込んだ。
うねっている頼華のナカは熱くて厭らしくて堪らない。

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