第43章 道の先には(火神大我)
おまけ︎✿
「…どこ見てんだよ」
「だ、って…」
「ダメだ、俺の顔見ろよ」
試合後、すぐ様に頼華と家に帰る。打ち上げは今日は、遠慮した。いますぐ、彼女に触れたすぎて。
「顔真っ赤」
「っ…ばか大我」
ベッドに胡座を書く俺の膝に彼女を乗せて。
「…たい、が…?」
「…俺は小さいとは思わねぇけど?」
「へ、?」
「俺の手のなかに収まるには、丁度いいし」
ふにふにと服の上から触れてくる大我の大きい手。
「一々気にすんな。お前だから…好きなんだよ」
「…大我だって、顔赤い」
「うるせ」
服の隙間から入ってくるひんやりした大我の手に、ピクリと身体が反応する。
「ん、ぅ…」
「…ふ、」
「…た、いが…?」
「…いや、なんでもねー」
可愛いな、なんて思いつつ。服をたくし上げて目の前にあるふたつの頂。ピンク色に染まって、刺激を今か今かと待ち構えているソレを口にした。
「あん、ぅ…や、ぁっ…」
一々反応して、ゆらゆらと揺れる頼華の腰。
「…焦んなって」
「たい、がぁ…っ」
「…っ」
その声やべー。俺を沸き立たせるには充分で、下着越しにもわかるくらい濡れていた。
濡れたソコに一気に指を沈めれば、意図も簡単に俺の指を呑み込んだ。
「何本挿ってるか、わかるか?」
「や、知らな…っ!!」
「2本、俺の指が挿ってる」
「ばかぁ…っん、やん」
いちばんイイ所を掻き回せば、ぐちゃぐちゃと奥から流れてくる愛液。
「…も、ほし、ぃ」
「…まだイッてねぇだろ?」
「いっしょ、がいい」
全く。こいつは無自覚で言ってんのか、何なのか。そんなこと言われたら俺だって我慢出来るはずもなく。
「…あぁ、一緒に、な…!!」
俺は早急に避妊具をつけて、頼華の下着を剥ぎ取って頼華のナカに侵入する。ズブリ、と一気に俺を呑み込んだソコはとても温かい。
「は、っ…」
「た、いが、たいが、ぁ…!」
「…悪ぃ、もうもちそうにねぇ」
「あ、たしも…た、いがぁぁぁ…!!」
「っ、く…頼華、頼華…!!」
恥ずかしくても、なんであっても、ぜんぶ俺が見たいから。
おれだけの頼華を。
ほんとにend