第42章 素直に(サンジ)
おまけ︎✿
「だ、から…っ…ま、ってさんじ、」
「ん?なんで?」
「だ、だってこんな、の…」
あれから想いが通じあってから。あのまま、わたしたちはサンジの部屋にいた。
「こ、んな格好…はずかし、すぎる…!」
「なんで?おれしか見てねぇよ?」
サンジはわたしを膝の上に乗せて、ちゅ、とまたキスをおとしてくる。
「どれだけ俺がお前をすきか、教えてやろうと思って」
なんて。首を傾げながら、ダメか?なんて言う彼は、やっぱり狡い。
_______
「だ、めじゃ…ない」
「ん、よく出来ました」
あぁ、好きすぎる。
こんなに照れた彼女の顔は、おれだけのもの。
「好きだよ、ライカ」
「っ…」
「だいすき、」
「な、何回も言わないで…っ!!」
あんなに欲しかった彼女が、やっと、おれの手のなかに。そう思って、彼女の首元に顔を埋める。
「さ、さっきから何してるの…?」
「ん?おれのって証つけてる」
「へ?……嘘でしょ!??」
「…ゾロの野郎と一緒にいた仕返し」
「…!」
「…正直、すげー妬いた」
「…だから、もうふたりきりになるなよ?」
なんて言ってしまえば、顔を赤くしたままの彼女は小さく頷いた。
「…これからは、サンジのそばにいたい」
「…!」
「…いい、よね?」
「…当たり前、だろ」
可愛い、だいすきなライカを抱きしめて、夢じゃない、そう思った。
ほんとにend
_____
いかがでしたでしょう?
サンジって、本命にはどうしていいか
分からない気がしたので
こんな感じのお話になりました。
あと、想いが通じれば
サンジの愛が重い事を知らされます。笑
リクエスト、あらためて
ありがとうございました!!