• テキストサイズ

Amor vincit omnia__愛の勝利

第4章 安らかなひととき(XANXUS)






「…お前が看病すればいい」



そうしないと今ここで食うぞ。と、言わんばかりのXANXUSの目に頼華は微笑んで返事した。

それを見たルッスーリアは、相変わらず仲良しなのねぇと目を細めていた。







「お父さん、こわいねー」





ふふふ、っと笑いながら己の手をお腹に当てる頼華。



大丈夫、お父さんが守ってくれるからね、とそう心の中で問いかけながらXANXUSもまた、頼華のお腹に手をやるのであった。








安らかなひととき
───邪魔するものは全て消してやる






(ゔぉぉぉぉぉい、帰ったぞぉ)
(ししし、相変わらずボスかっけー頼華抱いたまま殺るとかさすがすぎ)
(仲良すぎて子供産まれたらどうなるんでしょーねー)
(ボス、頼華様ご無事で…!)
(あらレヴィ、ズタズタのボロボロじゃないのー!)
(あとはどうする?ボスさんよぉ)
(邪魔しちゃダメよ、スクアーロ)







そんなやり取りの中で2人を優しく見守るのは、ベスターとエマも同じだったようで2匹寄り添って眠っていた



end


_______






お読み頂きありがとうございます。

10年後のボスがあまりにも色気が凄いので
思いつきで書いてしまいました…
ボスならきっと彼女を腕の中から
離さず闘うだろうなぁと。笑
/ 375ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp