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空と陸の距離
第8章 泣かないで
完全に、家でくつろぐ30歳のおじさん。
でも、足をぐーんと伸ばしたり
ねっころがったり
羨ましい。
「私もおりる」
「え?」
「和さんの横でねっころがりたい」
私の我が儘に
軽く和さんは驚いた。
でも、また小さく微笑して
私を抱えておろしてくれる。
足を伸ばしてねっころがる。
まだ少し青い空
すぐ隣には、皆のアイドル二宮和也。
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