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空と陸の距離
第4章 沈む夕日
「ふふ。真似しないでくださいよ」
「そっちでしょ?」
それからどうぞ、と先を譲った。
あ、そう?と
背筋を伸ばして話し出す
二宮・・・以下同文。
「毎日あこに居るんですよね?」
「そうだよ?」
「じゃあ~いつ行っても会えるわけね~」
なにかぶつぶつ言っているが
上手く聞き取れない。
「初めて会う人に言うのも変ですけど・・・
正直大変なの。この仕事。
だから、
疲れたらここ、通おうかな」
なーんて思うわけですよ
彼はそう言った。
なんだ
アイドルもこんな顔するのか。
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