第17章 思うに別れて(happybirthday)【冨岡 義勇】
煉獄杏寿郎 25歳 社会科教師だ 前世の記憶は物心がつく頃からあった 戦国の時代から代々炎の呼吸の使い手だったからなのか 煉獄家全員が記憶がある
鬼殺隊解散後も煉獄家は産屋敷家と付き合いが続いていて御館様に合ったのはなんと俺が赤ん坊の頃だったらしい だから他の柱達より早く鮮明な記憶があった お慕いしている御館様の学園に就職が決まり意気揚々と出勤したら懐かしい顔があり
「みんな久しいな!」
腹の底から声をだしたら
「相変わらす過ぎて反対に清々しいわ!」
宇随を筆頭に笑われて社会人デビューの緊張は吹っ飛んだ
「バレー部の合宿と言ったが 君はバレー部の顧問ではないだろう?」
「あぁ それは杉山先生(他の体育教員)の奥さんが産気づいたから 落ち着くまで顧問になったんだ 全国大会前にすまないって頭を下げられた――そう言えば向こうも顧問が牡蠣にあたったから 部活の顧問経験がないのに駆り出されたと言ってたな」
「しかし…なんで女性の年齢を聞いたんだ?」
冨岡は時々空気を読めない発言をする
俺も人に言えるほど空気を読めている気はしないがな
「んーなんでだろう…でも気になったんだ」
「あははは! まったく分からんな!ちなみにその人は何を教えてるんだ?」
「理科だ…それに本当はキメツ学園に就職したかったがその年は理科教員の募集がなくてあきらめた と言ってた」
「合宿した学校はどこだ?」
「隣の県の國崎高校 創立者の趣味で学校に天文台があったぞ」
「趣味で天文台とは豪快だな!それに國崎と言えばバレーの強豪校だがうちと付き合いがあったのか?」
「いや…うちの新しいコーチの地元らしくてそのつてで決まったらしい 向こうのチームはうちより強かったからいい合宿になったと思う」
ほぅすごな いろんな偶然が重なり冨岡と再会した…という事になるな
「その気になるという相手の教員の名前は?」
「常磐みずき先生だ…あっ…では失礼する」
予令がなり 午後授業がある冨岡は体育準備室に戻っていった それと同時に元柱達も授業の準備を始めた
俺は授業がなかったからパソコンを起動し検索に國崎高校を入力した
机の上に置いていたスマホのライン通知がピコンと鳴った 開くと記憶有元柱グループからで
「今日集合」
宇随からだった
