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かわいいひと

第13章 思い出紡ぎ 【悲鳴嶼 行冥】




「あ…っ…ダメ…またイッちゃう…あっーーー!」



体を支えられない私は彼の広い胸に倒れてしまう 繋がったまま行冥くんは背中を起こして対面座位になりゆっくりと体を揺らす

「弥雲が私のを咥えるのが見える」


この体位はダメだ…頭がおかしくなりそうなほどに私の奥のスポットをグリグリと突いてくる


「ヤダ…頭がへんになっちゃう…あっ…行冥くん…ダメ…ぁ…」


手と足で彼に必死にしがみつき何かが迫り上がるような感覚に耐える
視野がかすみ 頭の中で光が弾ける感覚がして快楽の波が押し寄せる

潮を漏らし痙攣をしながら何度もイッてしまい腰の下に敷いたバスタオルをぐっしょりと濡らしてしまった


学校の合宿だったから避妊具なんて持っている訳もなく行冥くんは全てを私の中に注いだ



「もう…これ以上は無理……」


私の体力が尽きてしまい彼が繋がっていた欲棒を抜く
ドロドロと2人の混ざり合った体液が大量に出てきて私のお尻と太腿を汚した






騒がしかった館内も0時を過ぎた頃には静かになっていた

いろんな体液で汚した体のまま寝るのは嫌で2人でこっそりと男湯の大浴場に来ていた



「イケナイ事してるみたいでドキドキするね…悲鳴嶼センセ」


私は彼に抱きついたりキスをしたりして甘えに甘えていて優しい行冥くんは私を甘やかしてくれる


大浴場の大きな窓から見える星空はいつもより天の川が綺麗に見えて
彼に抱きしめられながら次に星が流れたら何をお願いするかを2人で話していた



「弥雲…結婚しよう…たくさん笑って愛しあって 喧嘩をしたり 子育てで悩んだりしながら2人で歳を重ねて最後はまた弥雲のそばで終わりたい」


「満天の星空を見ながらのプロポーズは普通ならロマンチックなんだけどね
生徒に隠れてこそこそと入っているお風呂の中だと思うとなんか可笑しいね

でも…すごく嬉しい…私も行冥くんとずっと一緒にいたい 結婚したい!

ねぇ…がっかりしなかった?私の顔…」


実は一番気になっていた事を聞いてみた

「垂れ目が可愛い 少し低い鼻も ぷっくりした唇も可愛い…弥雲の全てが昔も今も可愛いくて仕方ない…」


「も も…も…もう大丈夫だから!それ以上可愛いって言われたら恥ずかしくて逆上せちゃう」






令和の行冥くんは激甘だと分かった日だった




ー終ー

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