第11章 雪の日に始まる【冨岡 義勇】
冨岡は乳首に吸い付き舌で転がすと三葉の奥が激しく痙攣を始めた
欲棒をギリギリまで抜いてから奥へと何度か突き上げる
「あぁぁぁ…ぁ…もう…っ…ダメ…またイッちゃう…っーーあっ…ぁぁーーっ…」
「くっ……」
「あっ…あぁぁぁぁぁーーーっ…!!」
悲鳴を上げて四度目の絶頂を迎えた三葉は子宮から蜜壷へと痙攣を何度も繰り返し冨岡の欲棒を締めつけてくる
冨岡も余裕が無くなり三葉の腰を掴み奥に激しく何度も突き上げてから三葉の腹部に精液を吐き出した
欲棒を引き抜いた蜜壷からは血の混じった愛液がトロリと流れ白いシーツを汚してしまった
冨岡がチリ紙で互いの体についた体液を拭い三葉を抱きしめると
三葉は余韻が残った体を持て余し冨岡にすがりついてきた
普段静かな冨岡の呼吸も今は乱れている三葉が背中に回した手には冨岡の汗がしっとりと感じていた
まだ震えている三葉の頭をそっと撫でる
「三葉…大丈夫か?」
まだ浮遊感が残る三葉の顔は赤く逆上せ色香を漂わせている
「お腹の奥が少し痺れる感じがしてますが大丈夫です…」
「冨岡さんは…?」
「大丈夫じゃない…かもな」
「え…」
痩せっぽっちだった3年前に比べるとかなり体重も増えたし少しは女性らしい体になっていると思っていたのに…
やっぱり3人の姉様達のような体がいいの?
3人の姉に比べると胸はまだまだ小さくお尻の肉付きもイマイチなのは三葉が一番よくわかっている
「がっかり…しました?」
悲しい顔をして三葉が冨岡を見上げる
あぁ…また俺は言葉が足りない
「反対だ凄くよかった…心を通わせた相手とのまぐあいにがっかりなんかしない」
3年前のあの日とは何もかも違う
抱きしめると三葉は温かく、柔らかく、いい匂いがする
全集中の呼吸は出来てなくても柱である冨岡は基本体力はかなりある
乱れた呼吸はもう落ち着いていた
まだ明るい部屋に籠る三葉の桜の香と二人の混ざり会う匂いと
裸の三葉の温かな体温と体の柔かさが
まるで媚薬のように冨岡の頭は痺れ体が反応する
「まだ…足りない」
耳元で囁き耳を噛むと三葉の首辺りから甘い匂いが沸き上がり甘い声が上がる
2人の甘い時間はまだまだ終わりそうになかった