第1章 歩く姿は… 【不死川 実弥】
「急にどうした?」
ビックリした顔も可愛く感じるな
「今…幸せです」
「…なんかお前、余裕あるな俺はねえのに!」
拗ねた子供のようにつぶやいたらチュッとわざと音を発てて頬に口付けを落とす、頬から首にかけて何度もついばむ
「ふふふ…くすぐったいです」
間近で見つめ合いながらそっと顔の傷痕に触れる
本当に優しすぎるくらい優しくそして強い人なんだと思う、鬼に襲われた人を守り、隊士も守りながら戦ってこんなに傷だらけになってる
愛しくてたまらず首に腕を絡ませて抱きしめた
抱きしめられた不死川様は顔を私の首筋に埋めて耳の裏側に鼻をつけて、すんすんと匂いをかいだ
「今日のお前はいい香りがするな」
「甘露寺様からいただいたんです、湯殿に浮かべて使うと仄かな香りが体に馴染むそうです」
今度、甘露寺様にさくら餅を重箱いっぱいに作って行こう
「好きな香りでしたか?」
「悪くない」
「私も不死川様の匂い好きです。炭治郎くん達とはなんか違うんです、同じ柱様達とも違うんですよ」
うーんなんだろう…と考えてると
私の腕から離れ体を起こし膝に手をかけて深く突き上げる
!!
「っ…ぁ…!」
突然の刺激にふわふわした感覚も吹き飛び腰が痺れる
「なに俺と繋がってる時に他の奴の事考えてんの?」
少し引いたかと思ったらまた突き上げる
「はぁ…あっ…ぃああっ…」
鈍い痛みは少し前にもう引いていた、痛みと言うか膣内にギチギチに咥えこんだ肉棒が動くにはもう少し愛液を絡めてほしい
「まっ…て…苦しいの」
「お前左の乳首の方が感じるだろ?」
手のひらで転がして硬くなった先端をギュッとつまむ、もう片方の親指で蕾をコリコリと刺激される
「あ…んっ…くっ…」
手を伸ばしてもしがみつくには不死川様は遠く、虚しく空間を漕いでしまう仕方なく褥にすがり喘いだ
「やっぱり左だなほら、こうするとお前のイヤラシイ壺がヒクつくぜ」
先端をコリコリと刺激され、たまらず腰が跳ねる
跳ねたら蕾に置いてある指が当たり肉棒にも刺激され逃げ場がない
疼きが止まらずまた子宮からトロトロとよだれの様に愛液がしたたるを眺めながら
「誰と繋がってる?言えよほら」
意地悪くささやく